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「薬剤師さん教えて!」インフルエンザに負けない体をつくるためには?

2012.02.14

今年も大流行 インフルエンザ

今年は特にインフルエンザが大流行しています。子供や高齢の方だけではなく、私たち世代でも多いですよね。
インフルエンザにかかってしまったら、仕事には行けないけど。仕事がたまる一方・・・。
体はつらいけど結局自宅で仕事・・なんて方もいらっしゃるのでは??

そもそもインフルエンザウィルス自体は1年中存在します。冬の気象がインフルエンザを長期生存できる環境にさせているのです。また、咳、くしゃみなどで広範囲に広がるので、締め切ることが多い冬場は一人でも感染者がいるとすぐに飛散して感染してしまうのです。
特に今年は例年になく雨が少なく乾燥注意報が多かったことも一つの原因ですね。

インフルエンザウィルスをやっつけよう

インフルエンザウイルスは脂質性のウイルスです。その膜を壊すことが大切です。
その基本は
①38℃、10分間の熱水処理をする
②500~5,000PPM次亜塩素酸ナトリウム、消毒用エタノールで消毒する
③洗濯用洗剤・食器用洗剤・石鹸などの界面活性剤で洗う

膜を壊されたウィルスは活性を失い感染源になる心配はありません。
また、湿度に弱いので加湿をして50%ぐらいの湿度を保つようにすることも大切です。
石鹸での手洗いうがいは本当に大切ですね。

インフルエンザに勝つ体づくりを

それはズバリ免疫力を高めることです!
また、ウィルスが付着する上部気道の上皮細胞を健康に保つことが大切です。

上皮細胞を健康に保つには、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB6、ビタミンB2、亜鉛、セレンの摂取が必要です。
特に、ビタミC、B6、B2亜鉛などの微量栄養素は免疫系を活性化させたり、粘膜を強くします。また、白血球の活動や機能を向上させる作用があるため、感染に対する抵抗力を高めることができるといわれています。

これらをきちんと摂っておくと、もしインフルエンザになってしまっても有病期間を短縮したり、重病化を防ぐことができます。

特に現代人は、亜鉛不足の傾向にあります。亜鉛は新しい細胞を作るときには欠かせない物質で、欠乏すると、インフルエンザなどのウィルスに抵抗力がなくなるばかりか、抜け毛、生理不順、視力低下、アトピー性皮膚炎を起こしやすく、子どもでは成長の遅れ、大人では老化の原因になるといわれているほど、人間の体に大切なミネラルの1つですので、積極的に摂る食生活を心がけましょう。

また、免疫力を高めるためには良質の睡眠が大切です。深い眠りのノンレム睡眠時にヒトの体力免疫力は回復します。全身にしっかり血液が送られたりホルモンの分泌が活発になり、体の組織を修復されるのです。

何を食べると効果的??

毎日取りたい栄養 
免疫力を高めたり、粘膜を強くしウィルスの侵入を防いだり、抵抗力をつけるもの
・魚類、卵、肉などの良質のたんぱく質 
・キャベツ・レモンなどビタミンC    
・きのこ類
・納豆、オクラ、モロヘイヤ、さといも、長いも、大和いもなどムチンを多く含むもの
・わかめ 昆布 モズクなどフコダインを多く含むもの
・玉ねぎ・ニンニク・にらなど硫酸アリルを多く含むもの
・レバー・牡蠣・鶏のささみなど亜鉛を多く含むもの
・乳酸菌  

当たり前のことですが、インフルエンザに勝つためには

1. 石鹸での手洗い
2. うがい
3. 加湿
4. 十分な栄養
5. 十分な睡眠

ですね。

働きながら毎日これらを摂取することが大変な方は、マルチビタミンやビタミンB群、亜鉛、乳酸菌など、サプリメントで摂ることをお勧めします。

皆さんで、インフルエンザに負けない体をつくりましょう♪

◆島田 友紀子さんのプロフィール◆
体外美化部副部長。本職は株式会社ソフトライフ社の薬剤師。暮らしに役立つ身近な薬剤師を目指し健康的な生活を日々楽しんでいる。

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